

「FIRST SOLO ファーストソロ」とは、初めて行なう単独飛行をいいます。
一生に一度しかないフライトですから思い出深いものとなるでしょう。
さて、一人で飛行するにしても、ただ飛行ができるという技量だけではなく、いくつかのライセンスが必要とされます。
身体検査証明書は、取得するライセンスのカテゴリー別にクラス分けされ、事業用は「クラス1」自家用は「クラス2」、管制官は「クラス3」とし、それぞれ適正基準を定めています。
航空安全局に指定された検査医を指定航空身体検査医(DAME: Designated Aviation Medical
Examiner)と呼び、飛行するに当たって身体が適性であるか判断し、DAMEが「適合する」と認めれば、合格の上、検査結果は局へ報告され証明書が発行されます。
ICAO加盟国であれば、おおよそ合格基準の値は近いですが、各国で多少の差はあります。
渡航前にその国の適合基準を調べましょう。
適合基準は、年々緩和する傾向にあり、日本国内でも不合格になった方が審査会に申請後、大臣判定によって合格になったというケースもあります。
安全基準を逸脱するような健康状態で飛行することは危険なことですが、身体検査は決してパイロットを束縛するためのものではありません。
外国では片足が不自由な方も身体検査に合格し、航空機を操縦しています。
CASAは、先に米国内で起きた航空機爆破テロ事件の大惨事により豪国内のセキュリティーチェックを強化。2004年7月1日より、フォトグラフィック型ライセンスの発行を決定しました。 フォトグラフィック型ライセンスに含まれる内容は、現行のペーパーライセンス(写真右側)に白黒写真が印刷され、このほかに Aviation ID (AVID 写真左側)があります。 IDカードは、オーストラリア連邦警察によって過去10年の犯罪暦を調べた上、クリアであれば発行されます。
日本国内では飛行訓練をはじめる前に航空身体検査に合格し、「練習許可証」を取得します。 オーストラリアでもそれと同等のスチューデント・パイロット・ライセンスが必要になります。 航空身体検査合格後、所属する飛行学校のチーフパイロットが署名、局へ申請し、セキュリティーチェックで犯罪歴がなければ前述の AVID とともに発行されます。 法律上、同乗のみであれば、そのライセンスの発行も必要ありませんが、何れ単独飛行が必要となりますから最初に取得します。
これは日本国内でいうと郵政省が発行する無線従事者免許に当たります。 試験は、日本国内のようにな電子回路を覗くような工学試験ではなく、実際に使用する上で必要とされる知識、無線使用法、管制通話法などの基本的な試験です。